滞在期間中は天候にも恵まれ、大連の美しい景色を堪能する事ができました。
その中でも、現地の学生との交流にて感じた「純粋さ」「真面目さ」が最も印象に残っています。
日本語学部3年生の2クラス合同、約60名の学生が10グループに分かれて日本語でスピーチを行い、私達が発表内容や日本語の使い方などを評価するという形式で授業に参加いたしました。
発表内容は、地元である大連に関するものから中国の風俗・料理・少数民族など、多種多様な内容で大変興味深かったです。発表する際には、日本語のスライドはもちろんのこと、画用紙を用いた説明や寸劇を取り入れたり、日本語のセリフを暗記していたり、どのグループも熱心に準備していることが伝わり、とても感激いたしました。
スピーチコンテストの優勝グループを含め、全てのグループに日本から持参したお土産をプレゼントいたしました。プレゼントには、和菓子、納豆、梅干し、日本の駄菓子など、中国ではなかなか手に入らないものを選んでいたのですが、想像していた以上に喜んでくれ、そんな学生の様子を見た私達の方が嬉しい気持ちになりました。
授業終了後も積極的に日本語での交流を求めてくれた学生を見て、今後も絶やすことなく交流を続けていきたいと強く感じました。